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Woman’s Health

女性の健康

忙しい毎日でついつい見逃してしまうことが多い女性特有の症状は数多くあります。社会進出、結婚、妊娠、出産、育児、更年期とライフステージごとに女性ホルモンが変動し身体に影響を及ぼします。不調をそのままにして置かずご相談ください。心身ともに健やかな毎日を過ごせるようにお手伝いします。

  • PMS/PMDD

月経のある約90%の女性が月経前に何らかの心や体の不調を経験しています。情緒不安定、イライラ、抑うつ、集中力の低下、のぼせ、めまい、倦怠感、過食、食欲不振、腹痛、頭痛、腰痛、肌荒れ、むくみなど日常生活に差支えるほど症状がひどい場合は月経前症候群(PMS)、精神状態が強い場合は月経前不快気分障害(Premenstrual Dysphoric Disorder : PMDD)とみなされます。

これらの症状は女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。ホルモンバランスを整えるハーブ、栄養素サプリメント、ホメオパシーを処方するとともに、症状を和らげる食事や生活環境を指導していきます。

  • 月経不順 

周期が乱れたり、月経血量が異常に多かったり少なかったり、不正出血があったり、痛みがひどかったり、月経の質が悪かったりと、月経は女性の体の状態を示す大切なバロメーターです。月経不順の方は、ストレス、疲れ、栄養の偏り、睡眠不足、無理なダイエット、ホルモンバランスの乱れ、婦人科疾患などが原因で、生理周期サイクルが正常に機能しない状態にあります。

1~2日ずれる程度は異常ではありませんが、月によって早まったり遅れたりして、いつ生理がくるかわからない場合は、生活リズムを整えることが必要です。

ホルモンのバランスを整え、ストレスを和らげ、肝臓や腎臓をサポートするメディカルハーブやホメオパシーを処方します。栄養不足にならないような食事指導も行います。

  • 子宮内膜症

子宮内膜症は、本来は子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜組織が、子宮以外の場所(卵巣、腹膜など)で増殖、剥離(はくり)を繰り返す病気です。

子宮の内側からはがれ落ちた子宮内膜組織は、月経血として腟から体の外に流れ出ていきますが、子宮以外の場所で増殖した子宮内膜組織は腹腔内にとどまり、炎症や痛み、癒着(ゆちゃく)の原因になります。
また、不妊の原因になっていることもあります。

子宮内膜症のはっきりとした原因は明らかになっていませんが、免疫的な因子や、環境ホルモンの影響であると言われています。明らかなのは子宮内膜症には女性ホルモンが深くかかわっていて、月経のたびに病気が進行していきます。

炎症、癒着、痛みの対症療法を行いながら、ホルモンのバランスを整えるメディカルハーブ、ホメオパシーを処方します。合わせて生活習慣、食習慣の指導もしていきます。

  • 子宮筋腫

子宮筋腫は、子宮の筋層に発生する良性の腫瘍(筋肉のこぶ)で、婦人科領域の中でも発症頻度が高い病気です。30代後半から40代の女性の4割に子宮筋腫があるともいわれています。原因はわかっていませんが女性ホルモンが関係していると言われています。ホルモンのバランスを整える必要があります。メディカルハーブ、ホメオパシーの処方し根本治療を行なっていきます。

  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、卵巣で男性ホルモンがたくさん作られてしまうせいで、排卵しにくくなる疾患で、女性の20~30人に1人の割合でみられます。症状として無月経や月経不順、にきび、多毛、肥満などが出現します。排卵しないため、不妊の原因になることもあります。

減量により月経不順の改善を認めることが知られているので、体重が過剰な場合は、食事内容やライフスタイルの改善を指導し、ホルモンバランスを整えるメディカルハーブ、ホメオパシーを処方します。PCOSの患者さんは月経不順を放置していると子宮体癌のリスクが高くなることが知られています。

  • 更年期

閉経(1年間月経がない状態)の平均年齢は50.5歳ですが、これを挟んだ前後10年間を更年期と呼び、女性ホルモンの低下に伴って起こる様々な身体的、精神的症状が現れます。代表的な症状は、ほてり、のぼせ、寝汗、発汗、むくみ、冷え、めまい、耳鳴り、頭痛、動悸、息切れ、イライラ、不眠、抑うつ、無気力、肩こり、腰痛、関節痛、疲労感、皮膚症状、頻尿、尿失禁などです。

どの女性もこの更年期を経験します。症状がひどく出ないように、スムーズな更年期を過ごせるよう、また、更年期付近から現れる生活習慣病や骨粗鬆症の予防のお手伝いします。

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